古い一戸建ての浴室でも浴室暖房機は後付けできる?戸建の場合の確認ポイントについて

「浴室暖房機を後付けしたいけど、古い浴室だし本当に付けられるの…?」とお考えの方は多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、基本的にはお取付けは可能ですが、まず、浴室乾燥暖房機を取付けるには「換気扇」や「通気口」が必要です。また、設置には「専用回路」(ブレーカーからの配線)は必須となりますので、ブレーカーの状況等の確認は必要になります。

浴室暖房機の設置可否の判断において、浴室が古いか新しいか、は実はあまり重要ではありません。実際は先ほどの「換気扇や通気口の有無」や「換気扇周辺のスペース」「天井換気扇の場合は点検口(天井上を確認するための40~50㎝程度の蓋のようなもの)」の有無」「ブレーカーの状況や容量」などが判断のポイントになり ます。この記事では、専門店の視点から戸建てで後付けを検討する際に注意したいことを整理してご紹介します。

戸建ての浴室の特徴

戸建てにお住まいの方から「浴室暖房機を付けたいけれど、どの機種を選べばいいかわからない」というご相談をよくいただきます。その際に確認が必要になる項目について、ご説明していきます。

浴室の構造 

大きく分けて、浴室は「①樹脂製のユニットバス」「②タイル貼りなどの在来浴室」の2種類です。

比較的築年数が古いお住まいや、別の例では、注文建築でのこだわりの浴室では、タイル貼りなどの在来工法であることも多く、ご相談の中には「タイル貼りの浴室には取付けできませんよね…?」とはじめから諦めている方もお見受けします。 

結論としては、タイル貼りなどの在来浴室でも開口部周辺のスペースなどの条件が整っていればお取付けは可能です。逆に、ユニットバスであっても既存換気扇の開口部にお取付けができない場合もあります。

換気方法について

浴室の換気方法は「①電気で作動する換気扇」「②風が通るのみの通気口」「③窓が付いているのみ」の3通りがあります。

ご相談の中には「換気扇がないので取付けできませんよね…?」というご質問がありますが、仮に換気扇が付いていない浴室でも、浴室暖房機のお取付けの可能性はあります。

また、通気口は、横25㎝×縦20㎝程度のサイズがごく一般的ですが、稀に「横幅が50㎝以上ある」「縦幅が5㎝程度しかない」というケースもあります。浴室暖房機の後付けの際、このような特殊な通気口サイズの場合、その開口部への取付けはできない可能性がありますので、サイズの確認は必須となります。

なお、特に窓のみの浴室では、多くの方が浴室暖房機のお取付け自体を諦めているのではと思いますが、確かに換気や乾燥機能が搭載されている機種は設置できないのですが、専門店のすみーくであれば、窓のみの浴室にも取付け可能な機種のご提案が可能です。

換気扇の位置や周辺の環境

換気扇の位置

換気扇は「①壁型」「②天井型」のどちらかですが、それによって設置できる浴室暖房機の機種も変わります。時々「換気扇は壁にあるが、天井に浴室暖房機を付けたい。」というお問合せをいただきますが、それはできかねます。

浴室乾燥暖房機はそもそも浴室内の空気を屋外に排出する機能があるものですので、仮に、換気扇がない天井に浴室暖房機を付けたら、本体で吸気した空気を排出する経路がないため、天井上にその空気や湿気が溜まってしまう…ということです。ちなみに、天井換気扇がある場合、天井上にダクトがあり、屋外の壁面にはそれを排出するための穴があるはずです。つまり、機器を付けるスペースさえあればOKという訳ではない、とご理解ください。

換気扇周辺のスペースや障害物

まずは、既存換気扇の設置位置をご確認いただくことが原則ですが、その他にも大切な確認事項があります。

浴室暖房機は換気扇よりも大きいサイズです。また、本体からは温風やヒーターなどの熱が出ていまので「周辺に十分なスペースがない」「換気扇や通気口のすぐそばに照明器具がある」などの場合、既存の開口部の位置に取付けができないケースがあります。

《壁換気扇(通気口)》

壁換気扇の場合のチェックポイントは「換気扇が壁の隅にある場合、角から10㎝離れているか」「換気扇の50㎝以内に照明器具が付いていないか」の主に2点が設置可否の判断を左右します。照明ですが、換気扇より上部にあれば設置の可能性もありますが、近い位置にあり、尚且つ換気扇の下部にある際には別機器のご案内をさせていただくことがあります。また、角から10㎝のスペースについては安全基準上の規定になりますので同様に別機器のご案内をしております。(※原則として取付けは可能)

《天井換気扇》

天井換気扇の場合のチェックポイントは、特に戸建てで在来浴室の場合「天井に点検口(天井上を確認するための40~50㎝程度の蓋のようなもの)」があるか、が非常に重要です。ユニットバスであればほとんどの場合に点検口がありますが、タイル貼りなどの在来浴室では点検口がないというケースもあります。その場合、ブレーカーからの専用の配線を引く経路が確保できず、天井開口部には取付けができないケースもありますので、別機器のご案内をさせていただいております。(※原則として取付けは可能)

また、ユニットバスの天井換気扇の場合のチェックポイントは「天井の形状(フラット・ドーム型・段差がある)」「換気扇が隅にあって角から10㎝以上のスペースがない」「換気扇のそばや下部に照明器具などの障害物がある」などの確認が重要になります。ここでも「①浴室暖房機を設置できる十分なスペースがあるか」「②設置位置周辺に熱に影響されるような障害物がないかどうか」によって、設置の可否を判断します。ただし、仮に条件が難しい場合でも、専門店では対応可能な別機器のご案内をさせていただいております。(※原則として取付けは可能)

上記のように一般的に言うと設置の条件が厳しい場合「①設置不可」「②天井の張り替え工事」「③浴室自体のリフォーム」などのご案内になることがほとんどです。浴室換気乾燥暖房機の専門店であるすみーくであれば、そういった浴室でも取付けが可能な機種のご案内をさせていただいております。

ご自身での確認や判断はなかなか難易度が高いかと思いますので、是非お気軽にご相談ください。フリーダイヤルの他にもLINEやメールでのご相談も承っておりますし、1分でできる診断チャートから設置可否の目安や対応可能機種のご確認をいただくこともできます。

後付け前に確認しておきたいポイント

1. 浴室の構造(ユニットバスか在来浴室か)

比較的新しいお住まいであればユニットバスが多い一方、築年数が古いお住まいではタイル貼りなどの在来浴室で、換気扇ではなく通気口、また窓しかないという浴室もあるかと思います。通気口の場合はそのサイズを事前にご確認いただけますと大変参考になります。

2. 換気扇の位置と周辺の環境

換気扇が天井にあるか壁にあるか、また天井がフラットかドーム型かなど、浴室ごとに環境が異なります。また、浴室暖房機は換気扇よりもサイズが大きいため、取付けの際には周辺のスペースを確認する必要があります。角に換気扇がある場合や、近くに照明器具がある場合は、安全上の規定により既存開口部には設置できないことがありますが、専門店にご相談いただくことでご設置いただける機種のご案内をすることが可能です。併せて、天井換気扇の場合は浴室内や脱衣所の天井に「点検口があるかどうか」について、ご確認をお願いいたします。

3. ブレーカー(配電盤)の位置など

浴室暖房機の取付けには専用回路(配線)が必須です。この工事は「追加工事」の分野になりますので、ブレーカーと浴室の距離や、ブレーカースイッチの空き状況によって、配線における工事費には幅が出てきます。事前に配電盤のスイッチに使っていない空きのものがあるか、スイッチはないがスペースは余っているか、脱衣所にあるのかかなり離れた位置にあるのか、などをご確認いただく、お写真をご共有いただくと、大変参考になります。万が一、ブレーカーのスイッチがすべて埋まっていても、専用のボックスを取付け、そこから配線を引くこともできますので、ご安心ください。

専門店としての判断基準

すみーくでは、戸建てでの設置可否を判断する際、換気扇の位置・周辺のスペースや障害物の状況・天井の形状など、複数の要素を総合的に確認し、対応可能な機種のご案内をさせていただいております。

すみーくは浴室換気乾燥暖房機を専門に取り扱う専門店として、戸建て特有の設置条件にも数多く対応してきました。有資格者による施工体制を全国で整え、提示価格は標準工事費込み、必須になる配線工事などのについても、他社様と比較しても極力分かりやすくご案内をさせていただいていることが大きな特徴です。

問合せの際に準備しておきたいこと

スムーズにご相談を進めるために、以下のようなお写真をご準備いただくと、より確実なご案内をさせていただくことができます。

  • 浴室全体が分かる写真
  • 天井・換気扇まわりの写真
  • 点検口の位置が分かる写真
  • ブレーカーの位置とその写真

ご自身での判断がご不安な場合は、まずはLINEで写真相談メール相談でお写真をご共有いただく、また、お写真を撮ったりするのは苦手…という方は是非お電話(0120-83-5000)でもご相談ください。

すみーくに相談するメリット:特に「グラファイトヒーター式」の重要性について

すみーくでは、写真による事前相談に対応しておりますので、戸建てにお住まいの方でも自宅にいながら設置の可能性を確認できます。また、全国での工事対応や有資格者による施工体制を整え、数十年におよぶ施工実績は10万件以上ございますので、築年数や浴室の構造による違いにも一つひとつ丁寧に確認しながら対応させていただいております。

また、他社様では「取付けできません」と断られてしまった…という方も、専門店のすみーく、およびメーカーの「高須産業㈱」の多岐に渡るラインナップであれば、お取付けいただける可能性が非常に高いです。高須産業は浴室換気乾燥暖房機の専門製造メーカーであり、60年程の社歴の中で過去に1度も製品リコールが起きていないこと、すべての製品を日本国内の自社工場内で、金型作成から組み立てまで行っている、完全なMade in JAPANの浴室暖房機を制作している唯一のメーカーとなります。製品の性能はもとより、安全性や耐久性においてもご安心いただけることは間違いございません。

実は、特に戸建ての寒い浴室での設置の際にはこの点がいちばんのお客様メリットではあるのですが、すみーくで主にご案内している「グラファイトヒーター式」の浴室暖房機を製造できるのは、高須産業のみです。

一般的な「温風式」浴室暖房機は用途として予め浴室を暖める「予備暖房用」となります。理由は入浴中に濡れた体に温風が当たると気化熱で体温が下がってしまい、暖房をしているにも関わらず寒く感じてしまうためです。

グラファイトヒーター式の浴室暖房機には、通常暖房機能以外に「入浴暖房」機能があり、入浴中の温風をごく微風に抑えて 気化熱(風が体にあたって寒く感じる現象)を防ぎ、体感温度が格段に高いのが いちばんの特徴です。

また、スイッチを入れるとわずか0.2秒で最高温度になるという速暖性に優れたグラファイトヒーターが熱源のため、予備暖房の時間もかなり短縮できると思います。

併せて、乾燥機能に「風乾燥」という、暖房ではなく送風と換気で乾燥させる機能 がありますので、真夏などには浴室の温度を上げずに乾燥が可能、電気代も1時間あたり約1.2円(通常の乾燥は約33円)で、衣類乾燥のみならず、浴室全体をしっかり乾燥させてカビの発生をかなり防ぐことが可能です。
この機能をご活用いただくことで乾燥におけるランニングコストを「約1/30」に削減することが可能になります。
※27円/kWhで算出

よくある質問

Q. 古い在来浴室でも浴室暖房機は取付けられますか?

築年数に関わらず、浴室やその他の条件に問題がなければ原則としてお取付けは可能です。浴室の構造や換気扇の状況によって対応できる機種は異なりますので、できればお写真をご共有いたけますと大変参考になります。まずはお気軽にご相談ください。

Q. 外壁に新しく排気口を設けることはできますか?

申し訳ありませんが、できません。すみーくよりお伺いするのは「電気工事会社」となりますので、建物の構造自体に関わる工事は原則として対応できかねます。もし、どうしても壁に開口したいという際には、お近くの工務店様、リフォーム会社様などにご相談いただくことをおすすめします。

Q. 天井換気扇で点検口がない場合はどうなりますか?

点検口がない場合、基本的には既存換気扇の位置に設置できないとお考えください。理由は「①ブレーカーからの配線を引いてくる経路が確保できないこと」「②本体を取付ける前に天井の上に十分な高さがあるか、配管や梁などの障害物がないかの確認がでいないこと」などです。その状態で先に換気扇を撤去してしまうと、万が一設置不可という判断になった場合、元の状態に戻すことができなくなってしまいます。

ただし、その場合でもすみーくであれば対応できる機種のご案内をすることが可能です。ご心配な場合はお気軽にご相談ください。

Q. 工事にはどれくらい時間がかかりますか?

工事時間は配線の工事なども含め、目安として約2時間程度です。設置環境などによっては1~3時間程度になることもありますので、ご了承ください。

Q. 正式な申込後にキャンセルしたら費用がかかりますか?

すみーくではお申込み直後から、実際の工事日のお取付け直前まで、いかなる理由によって「再検討」「工事の延期」「機種変更」「台数の変更(当日の追加はできません)」「工事のキャンセル」をいただいても、費用は一切いただいておりません。

また、原則としてすみーくでは、事前に現地確認やお見積りのためのみでお伺いすることはしておりません。理由としては、北海道から沖縄までの全国での対応をする中で、そのすべてのケースで事前にお伺いをするためにはとて大きな費用がかかってしまい現在ご案内している価格でのご提案ができなくなってしまうこと、また、一旦お伺いしてから機種の選定をして、再度お伺いする…というためにはかなりの日数がかってしまい「早めに取付けをしたい」というご希望には沿えなくなってしまうことも理由の一端です。

そのため、お電話やお写真などで、専門の担当者にて詳細の事前確認をしていただく体制を整え、併せて多くの実績のある工事会社で対応をさせていただく、それをした上でも、万が一設置不可だった…機種変更の必要が出てしまった…という際にも、お客様に費用のご負担をいただくことなく、万全の対応をさせていただいております。

まとめ

戸建てに浴室暖房機を後付けする際は、浴室の構造・換気扇の位置・天井の形状・換気扇周辺の環境・点検口の有無・などを確認することで、設置方法や適応可能な機種のご案内がスムーズになります。ご自身での確認やご判断が難しい場合は、まずはお気軽に専門店まで相談するところから始めてみてください。 その際にはお写真があるととてもスムーズです。

お問い合わせ

「うちの戸建てでも設置できるか知りたい」という方は、以下の方法でお気軽にご相談ください。