ご実家に帰った際に「お風呂が寒い」と感じたり、親御さん自身から「お風呂が寒くて辛い」と聞いたりすると、何から確認すればいいのか、どうしたら改善できるのか、と悩まれる方が多いのではないでしょうか。
ご実家のお風呂の寒さ対策は、まず浴室の写真を浴室暖房の専門店に共有の上でご相談を始めていただくことが最善です。
離れて暮らしていると、ご実家の浴室がどんな作りなのか、そもそも換気扇はあるのか、換気扇はあるがどこに付いているのか、ブレーカーの位置は…など、細かい部分までは覚えてないことがほとんどだと思います。
この記事では、ご実家の浴室が寒いという事実がある際に、子世代としてどんな順番で確認していけばよいのか、どのような対応策があるのかなどを、専門店の視点で整理してご紹介します。
ご実家のお風呂が寒いと感じる背景にあるもの
冬場の帰省時などにご実家のお風呂に入った際に、ご自宅の浴室と比較して「こんなに寒かった..?」と感じるのは、決して気のせいではありません。建物の築年数や戸建てなのかマンションなのか、あるいは浴室の材質や構造によっても、断熱性や入浴時の体感温度は大きく異なります。
また、歳を重ねると体感温度の感じ方が若い頃とは異なることも多く、「昔は平気だったのに、最近は寒く感じる」というお声は、お問合せの中でも多く寄せられる内容です。
離れて暮らす親の入浴環境で確認しておきたいこと
ご実家の浴室に浴室暖房機を検討する場合、まず確認をしていただきたいのは次のようなポイントです。
- 浴室がユニットバスか、タイル貼りなどの在来工法の浴室か
- 広さ(および天井高を含む)がどのくらいか
- 2面に大きい窓がある、天窓があるなど、断熱性に大きく関わる要因はないか
- 換気扇の有無、および設置環境(換気扇がない・換気扇があるが天井か壁か・換気扇ではなく換気口のみなど)
- ブレーカー(配電盤)の場所はどこか
- 天井換気扇の場合、浴室内に「点検口(天井上を確認するための40~50㎝程度の蓋のようなもの)」があるか
- 天井換気扇の場合、浴室の天井がドーム型や段差などになっていないか
これらは個々のご自宅によってさまざまですので、事前確認をしていただくことで、より明確なご案内が可能となります。実際に浴室暖房機のお取付けが可能かどうかはお写真を拝見する、または天井上の状況については現地を確認してみないと判断がつかない部分も多く、特にご実家が遠方である場合はご不安やご心配も多いかと思います。
専門店としての判断基準
浴室暖房機は、機種を選べばほとんどの浴室に取り付けが可能です。
稀に「設置不可」というケースはもちろんあります。その要因のほとんどは「ブレーカーからの専用回路の確保ができない、難易度が高すぎる」という場合です。他にも、設置箇所の壁や天井の強度が足りず安全面での確保ができない、浴室の材質、特に浴室暖房機の設置想定箇所が「天然木(ex:檜)」「天然石(ex:大理石)」で施工上の物理的な面で設置ができない、などとなります。
専門店では、こうした条件を一つずつ確認しながら、可能な範囲での最適な機種をご提案させていただいております。
恐らく、多くの方がご心配をされている「ヒートショック」については、浴室暖房機を設置すれば必ず防げるというものではなく、そもそもは「リビングと脱衣所の温度差」「脱衣所と浴室の温度差」の複合要因による「血圧の急高下」が多くの原因と言われています。(もちろんそれ以外にも飲酒状況や高・低血圧症、心臓疾患や脳疾患ど、個々の要因もあります)
ご高齢のご両親さまや、持病を抱えていらっしゃるご家族のために何とかヒートショック対策をしたい、という場合は、脱衣所も含めた温度管理の対策が重要である…ということをぜひ理解いただければと思います。
ご実家の浴室を相談する前に確認しておきたいポイント
実際に相談をすすめられる際は、次のような点を事前に整理しておくとよいと思います。
- 浴室全体・脱衣所・換気扇周辺・ブレーカーなどの写真を撮っておく(ご両親様にての撮影が難しい場合はお近くのご親戚やご友人、またご家族様の帰省のタイミングでお早目にご対応いただくことをおすすめします)
- 親御さまの現在のいちばんのお悩みを伺う(入浴前・入浴中・入用後・脱衣所など、どの時点がいちばん辛いのか)
- 工事を希望する時期の目安(ご自身でご対応が可能なのか・ご家族様の帰省中を希望するのか)
とくに写真での事前確認は、遠方に住んでいる方にとって大きな負担軽減になります。実際に訪問する前に、おおよその設置可否や検討できる機種の方向性を確認できるためです。
すみーくに相談するメリット
すみーくでは、ご実家など離れて暮らすご家族の浴室についても、LINEやメールでの写真相談を通じて事前に状況のご確認をいただくことが可能です。現地に何度も足を運べない方でも、浴室・換気扇周辺・脱衣所・ブレーカーなどの写真を送っていただくことで、おおよその設置条件についてのご相談が進めやすくなります。
もし帰省されるタイミングがあれば、現状を直接目視でご確認いただける環境の中でご家族様にてご相談をいただくことは特におすすめしております。
補足となりますが、特にご両親様のための浴室暖房機ご設置は、お誕生日や敬老の日、年末年始のタイミングでプレゼントとしてご検討される方が少なくありません。
ご入浴は毎日のことですので、その環境がそれほど高額な費用やお時間をかけることなく、たった2時間程度の工事で実現できる、ということは「寒いお風呂が辛い…」と日々お感じになられているご両親様に、そして実際にレゼントされたご家族様にもとても喜んでいただいております。
よくある質問
Q. 実家に行かなくても相談はできますか?
もし可能でしたら浴室・換気扇の周辺・脱衣所などのお写真を送っていただくことで、ある程度制度の高いご案内をさせていただくことができます。もしお写真が難しい場合はご家族様からヒアリングをしていただき、換気扇の有無や換気扇の位置、その周辺に照明や段差などの障害物がないかどうか、などをご確認いただくことが重要になります。その上でご相談いただくことで、実際に工事にお伺いした際に「設置不可」や「機種変更」、材料の不足などによる「再訪問」などを防ぐことができます。
Q. 古い浴室でも浴室暖房機は設置できますか?
築年数によって設置の不可が決まるのではなく、あくまでも換気扇がある場合はその周辺のスペースの有無が前提となります。稀に、換気扇周辺の天井や壁の強度がどうしても確保できない…、ブレーカーからの専用回路を引くことがどうしてもできない…などによって設置不可という判断になる場合もありますが、古い浴室だからといって設置できないというわけではないため、まずは状況を確認させていただければと思います。
Q. 親に「お風呂が寒い」と言われたら、まず何をすればいいですか?
浴室・換気扇の周辺・脱衣所などの写真を撮っていただくこと、どんな場面で寒さを感じているか(入浴中・入浴後・脱衣所など)を聞いておかれると、ご相談時に大変参考になります。
Q. 工事にはどれくらい時間がかかりますか?
工事時間は約2時間くらいが目安ですが、状況により1〜3時間程度をご想定ください。ご実家の浴室やブレーカーの位置などの環境によっても変動がありますのでご了承ください。
Q. 費用はどれくらいかかりますか?
設置費用は各浴室に適合する機種や、特に専用回路を敷設するための追加工事の内容、また浴室の状態によっても変わるため、この記事内で事前にご案内することが大変難しい部分です。この点につきましても、まずはお写真をお送りいただくことで、概算とはなりますがより詳しい目安を事前にお伝えすることが可能となります。
まとめ
ご実家のお風呂が寒い…と感じたときは、まずは浴室の状態をお写真に収め、早め早めに専門店にご相談を進めていただくことが最善だと思います。離れて暮らしていてすぐにはご実家の浴室を見に行けない…という方は、ご両親様や周りの方々にご協力いただくことで、実際に取付けをしたい時期までに、安心してご対応いただける可能性が非常に高くなります。
設置できるか不安な方は、まずはLINEで写真相談をご利用ください。実家の浴室環境について、専門店の視点で一緒に確認させていただきます。


